メニュー
文字サイズ

内科

内科について

豊栄病院の内科一般常勤医は9名(他にドック・健診を主に診療している医師2名)です。各医師の専門分野・専門資格紹介を参照いただければ詳細はわかりますが、消化器分野を主に専門としている医師が5名、呼吸器分野を専門としている医師が2名、腎・透析を専門にしている医師が2名となっています。地域の中核病院として外来はあえて臓器別の専門分野わけをせず、病気でなく人を診る方針で診療を行っています。(なお循環器内科は大学病院の専門医師に週2回外来をお願いしています)
消化器分野では上部・下部消化管の診断を最新の内視鏡機器を使用し行っています。消化管の早期がんに対し積極的に内視鏡的治療を行っています。肝炎の診断・インターフェロンを含めた治療、肝臓癌の診断・治療にも力を入れています。胆・膵の診断・治療も含め消化器診断・治療については県内でもトップクラスにあると自負しています。
呼吸器分野でも一般呼吸器内科の診断・治療を網羅しています。肺癌の化学療法も行っています。また睡眠時無呼吸症候群の診断・治療にも力を注いでいます。 腎・透析分野は33床の透析ベッドを有し夜間透析も行っており、大学病院と連携し腎生検による腎臓病の診断も積極的に行っています。また、日本透析医学会専門医制度に基づき信楽園病院の教育関連施設としても認定されております。 他に関節リウマチの内科治療も行っています。

消化器内科について

消化器内科では食道・胃・腸・肝臓・胆道・膵臓など消化器全般の診療を担当します。消化管をみる内視鏡検査では最新の機器を用いて、胃がんや大腸がんの早期発見を目指しており、健診やドックに力を入れています。早期がんなどの内視鏡治療を積極的に行っています。肝疾患では急性・慢性肝炎、肝硬変、脂肪肝、自己免疫性肝疾患などの診断と治療に加え、肝がんに対する穿刺治療から血管造影検査・感染治療などにも取り組んでいます。
また、近年増加傾向の膵臓疾患や胆石を始めとした胆道疾患に対しても、画像検査と内視鏡を駆使して対応しています。 日々の様々な消化器疾患の診療に関しては近隣の先生方はじめ他の医療機関との連携も大事にしています。放射線治療など当院では対応が難しい治療が望ましい場合などは、できるだけ速やかに高次医療施設へ紹介することにも配慮しています。 地域の皆さんの健康を守るべく病気の早期発見と正確な診断・治療をスムースに行えるようスタッフ一同注力しています。

消化器内科治療実績
[PDF]

呼吸器内科について

豊栄病院呼吸器内科は山本尚、櫛谷幸嗣の二名が担当させていただいております。
主な担当疾患は
1.感染性肺疾患(細菌性肺炎、ウイルス性肺炎、抗酸菌感染症)
2.閉塞性肺疾患(肺気腫、及び肺気腫を基礎とする喘息、結核後遺症)
3.慢性呼吸不全
4.肺癌
5.夜間無呼吸症候群
などが挙げられますが、非常に分かりにくいと思われますので、外来の受診パターンを説明します。
基本的には発熱、咳嗽、呼吸困難、胸痛、検診胸部異常陰影の方々が呼吸器内科を受診されることとなります。
胸部異常陰影の方は、当院では当日に胸部CTを施行できますので、速やかな検索と結果説明を行うことが出来ます。ご安心ください。
発熱、咳嗽、呼吸困難、胸痛は、肺炎、胸膜炎、自然気胸、慢性心不全、尿路感染症などが原因となります。
狭心症などの急性冠症候群は循環器内科へのご紹介となりますが、ご高齢の方の慢性心不全は肺炎、尿路感染症が発症の契機となっていることが多く、当科に入院されている方が多数いらっしゃいます。
感染性の肺炎、胸膜炎、結核を含む抗酸菌感染症は、結核が隔離疾患であることから他院への紹介入院となりますが、他の場合は当科にて精査、入院加療の対象となります。コロナウイルスについても検索が現在可能となっております。
ご高齢の方の場合、誤嚥の関与が常にありますので、治療後のケアが非常に重要となります。看護師、医療ソーシャルワーカー、リハビリのスタッフと最善の方向性を求めております。 また、肺気腫は肺炎の基礎疾患として多くを占めますが、その後の在宅酸素療法の適応を含む呼吸不全に対する管理を行わせていただきます。
肺癌の場合、当院では放射線治療施設がありませんので、他院へご紹介させていただく患者様もいらっしゃいますが、治療後の経過観察を多数行わせていただいております。
夜間無呼吸症候群は、近年潜在性の方々の発見が話題となりましたが、当院でも検索、その後通院でのケアが可能です。

腎臓・透析領域について

主に慢性腎臓病の診療・治療を行っています。慢性腎臓病は、初期からかなり進行した時期まで自覚症状がないことが多く、このような場合には検尿や血液検査の異常によって発見されます。進行すると動脈硬化性の病気(心臓病や脳卒中)を合併しやすくなったり、透析が必要になったりします。当科では、初期である検尿異常から進行期である透析まで、一貫して診療を行っています。治療方針決定のために必要な場合は腎生検を行います。
腎臓病は、糖尿病や高血圧症を合併している頻度が高く、これらも併せて治療します。
33台の透析装置があり、現在100余名の方が維持血液透析を受けています。就労、社会活動の支援のため、夜間透析も行っています。また、治療に必要な血管の手術(内シャント等)も行っています。新潟市北区唯一の透析施設として、地域の腎不全医療の中心を担っています。
その他、急性腎炎、急性腎不全やネフローゼ症候群などの急性発症の病気の診療を行っています。

透析医療の自己評価指標
[PDF]

心療内科について

非常勤医師により、外来診療を行っております。必要に応じて他院へ適切に紹介させていただきます。
※受診につきましては当院かかりつけの患者様に限らせていただきます。

主な対象疾患

  • 内科一般
  • 消化器一般
  • 胃腸胆膵疾患
  • 肺炎
  • 肺気腫
  • 慢性呼吸不全
  • 気管支喘息
  • 誤嚥性肺炎
  • 胃がん
  • 大腸がん
  • 胆石症
  • 肝炎
  • 膵炎
  • 食道炎
  • 十二指腸潰瘍
  • 腎不全
  • 慢性腎臓病
  • 高血圧
  • 糖尿病
  • 糖尿病性腎症

医師紹介

  • 宮島 透
    役職
    統括院長
    専門分野
    内科一般、消化器、肝臓
    専門資格
    医学博士
  • 柄澤 良
    役職
    副院長
    専門分野
    腎臓、透析、糖尿病、高血圧
    専門資格
    医学博士
    臨床研修指導医
  • 関 慶一
    役職
    病院長
    専門分野
    消化器
    専門資格
    医学博士
    総合内科専門医
    日本消化器内視鏡学会専門医,甲信越支部評議員
    日本消化器病学会専門医,甲信越支部評議員
    臨床研修実施責任者
  • 山本 尚
    役職
    内科部長
    専門分野
    内科、呼吸器
    専門資格
    医学博士
    認定内科医
    病理専門医
    細胞診認定医
    呼吸器専門医
    総合内科専門医
  • 菊地 博
    役職
    内科部長
    専門分野
    腎臓、透析
    専門資格
    医学博士
    透析医学会指導医
    腎臓専門医
    透析専門医
    内科学会認定内科医
    総合内科専門医
    臨床研修指導医
  • 小林 真
    役職
    内科部長
    専門分野
    一般内科、消化器、肝臓病
    専門資格
    医学博士
  • 櫛谷 幸嗣
    役職
    内科部長
    専門資格
    医学博士
  • 相羽 路子
    役職
    内科医長
    専門分野
    消化器一般
    専門資格
    医学博士
    総合内科専門医 
    消化器病専門医
    消化器内視鏡専門医
  • 工藤 麻理奈
    役職
    内科医長
    専門分野
    消化器一般
  • 杉谷 鈴子
    役職
    内科医長(非常勤)
    専門分野
    消化器一般
    専門資格
    医学博士
    総合内科専門医 
    消化器病専門医
    消化器内視鏡専門医